のらねこ徒然備忘録

リアルとエオルゼアで生きる猫の備忘録。

いまのこと。

鳥さん(彼)とふたり暮らし。

鳥さんは私の飼い主でもある……と勝手に思っている。

そのくらい大切にしてくれている。

 

正直、まさか自分が他人と生活を共にするなんて

……全く想像してなかった。

というか、無理だと思ってた。

いや、最初は本当に「無理」だった。

 

 

「嗚呼、今日のご飯どうしよう……」

 

独りならテキトーに済ませるのに……

むしろ遅いから食べなくてもいい……

もっとビール飲みたい

 

「洗い物しなきゃ……」

 

独りのときは起きてテキトーにやってた。

洗って干して出かけて……

帰ってきたら乾いてる!の繰り返し。

うー……だる……

 

表には出していないつもりだったけど、いま思えば出ていたのかも。

1年前は、空気が重い日もあったもん。

 

不安があると、不自然に口数が増えるのって何でなんだろう。

でも、口数増えたところで、反応は返ってこないの。

そりゃそうかー。不自然だから、鬱陶しいんだね。

でも、余計に不安になる。

悪循環。

 

でも、渦中にいると分からない。

……あるある。

あるよね?

 

 

 

そして、春くらいかな。

結構大きなケンカをした。

 

というか、お互い限界だったんだ。

 

「一緒にいたい」は本当なんだけど、

そのためにお互いに無理をしすぎていっぱいいっぱい。

 

そしたら。

コップいっぱいの水みたいに言葉があふれ出しちゃってね。

本来ならあふれなかった水まで……

つまり、言わなくていいことまで言っちゃって。

すごい後悔しながら、自分の部屋に夜中に2時間近く歩いて帰ったの。

 

 

あ、そうそう。

一緒に住んでいるのは彼がずっと一人暮らししていた部屋でね。

私がずっと一人暮らししていた部屋は、いまもまだ借りたまま。

たまに行くけど生活は完全に彼の部屋。

 

その自分の借りている部屋は、
もう「私の部屋」って感じじゃなかったんだよね。

2時間もかけて帰ったのに、「帰った」って感じなかった。

 

彼とは職場が一緒だから、出勤したらどうしたって顔を合わせるし

職場には内緒で付き合っているから……

いやいや、そんなんは気を紛らわすための悩みでしかなくて

ずっとずっと頭の中は「どうしようどうしよう」。

 

でも離れた生活は1週間ともたなくて。

彼の部屋の近くで話し合って、その日の夜には仲直り。

「もう夜中に一人で外行ったりしないで」って。

ほっとしたときにも涙って出るんだね。

あのときの安堵感は一生忘れないと思う。

 

結構ショックなことも言われたんだけど、もう忘れた。

忘れてないけど、もう傷ついてはない。

「言いすぎた、ごめん」なんて言われなくてもわかってる。

信じてる。

 

やっぱり、女は愛する人に心底愛されてこそ幸せだなぁ、と思う。

 

そんな彼が2019年の最後に

「一緒にいることばかり考えて相談しなきゃならないこと話せなかったのが心残り。これからはゆっくり話そう」

って言ってくれたんだけど、なんの話だろう。

 

あれかなーこれかなーーまだかなー私から切り出すーー?

……と考えている「いま」も、もれなく幸せ。

 

おやすみなさい。